【FX】本当に効くフィボナッチリトレースメントの引き方・使い方を徹底解説。「フィボナッチをマスターしてトレンドの押し戻りを見極めよう」

【FX】本当に効くフィボナッチリトレースメントの引き方・使い方を徹底解説。「フィボナッチの正しい引き方をマスターしてトレンドの押し戻りを見極めよう」FX 実践編

・フィボナッチリトレースメントの引き方・使い方を知りたい。
・フィボナッチリトレースメントを使ってトレンドの押し戻りを見極めたい。
・フィボナッチリトレースメントを使ったトレード手法ってどんなものがあるの?

 

こういった疑問に答えます。

「フィボナッチを取り敢えず引いたのはいいものの、どこにでも引けるし、どこで反応するかなんて分からないから引く意味なくね。」

と、思ったことはありませんか。

ぼくも同じように思っていました。

それもそのはず。

フィボナッチリトレースメントは正しい引き方・使い方を知っていないとなんの役にも立ちません。

この記事では、フィボナッチリトレースメントの正しい引き方と使い方、意識すべき数値を解説しています。

この記事を読んでフィボナッチを使ったトレンドの押し戻りを見極めて損小利大のトレードをしましょう。

 

  本記事の内容

・本当に効くフィボナッチの引き方
・フィボナッチを使ってトレンドの押し戻りを見極めよう「正しいフィボナッチの使い方」
・フィボナッチを使ったトレード手法

 

 

本当に効くフィボナッチの引き方「フィボナッチリトレースメントの正しい引き方をマスターしよう」

本当に効くフィボナッチの引き方「フィボナッチリトレースメントの正しい引き方をマスターしよう」

フィボナッチで重要な数値「反発の可能性が高い数値を覚えよう」

 

フィボナッチリトレースメントはデフォルトで 0% , 23.6% , 38.2% , 50% , 61.8% , 76.4% , 100% の数値が設定されていることが多いです。

 

フィボナッチで重要な数値「反発の可能性が高い数値を覚えよう」

 

これらの数値はどれも重要な数値ですが、この中でも特に重要な数値は 38,2% と 61.8% です。

フィボナッチリトレースメントはトレンドの押し戻りを測るためのツールなのですが、この 38.2%と 61.8% で反応しトレンドが継続することが多いため、この2つの数値は特に注意して値動きを見るといいでしょう。

 

原則、フィボナッチリトレースメントは強いトレンドほど浅い押し戻り(23.6% , 38.2%)で反応しやすく、弱いトレンドほど深い押し戻り(50% , 61.8%, 76.4%)まで戻してからそのトレンドが継続する傾向があります。

そのためフィボナッチリトレースメントを引く際には、トレンドの強弱も見て押し戻りの位置を検討することが大事になってくるでしょう。

 

フィボナッチの正しい引き方

 

フィボナッチの正しい引き方は「エリオット波動の1波」に引くことです。

 

エリオット波動の特徴

 

「エリオット波動って何?」という方は、【簡単】エリオット波動の見つけ方。波の習性を理解してエントリーや利確の精度を高めよう。の記事をご覧ください。

 

【簡単】エリオット波動の見つけ方。波の習性を理解してエントリーや利確の精度を高めよう。
エリオット波動を実際に使ってみると「エリオット波動の1波ってどこ?」、「そもそもどこが何波なのか見分けがつかないから、使えない」といったことになりませんか。 この記事ではエリオット波動の見極め方から、実践で使える手法を解説しています。 エリオット波動をマスターしてfxで稼げるようになりましょう。

 

エリオット波動を知らない方のために簡単に説明すると、トレンド最後の押し戻りを抜ける値動きをした場合にそれがエリオット波動の第1波になります。

上昇トレンド最後の押し安値を抜けた場合は、1波を作った起点(上昇トレンド最後の最高値)から1波の終点(押し安値を抜けた最安値)に向かって引きます。

下降トレンド最後の戻り高値を抜けた場合は、1波を作った起点(下降トレンド最後の最安値)から1波の終点(戻り高値を抜けた最高値)に向かって引きます。

 

フィボナッチの正しい引き方

 

 

フィボナッチを引くときに注意すべきポイント

 

フィボナッチリトレースメントを引くときに注意すべきポイントは以下のとおりです。

・完成したエリオット波動の第1波に引く
・マルチタイムフレーム分析で複数の時間軸でエリオット波動を考えること

  完成したエリオット波動の第1波に引く

前述したようにフィボナッチリトレースメントは引くべき場所に引かなければ、何の役にも立ちません。

よく「フィボナッチリトレースメントは直近の目立つ高安値に引きましょう」といったことを見かけますが、それは間違いです。

もちろんその引き方で機能するときもありますが、それはその高安値がたまたまエリオット波動の第1波に該当したためであって、全部が全部それに当てはまるとは限りませんよね。

 

このような引き方をしていると「あれ、フィボナッチ全然使えなくね。。。」といったことが起きてしまうわけです。

 

ですのでフィボナッチリトレースメントは完成したエリオット波動の第1波に引きましょう。

 

  マルチタイムフレーム分析で複数の時間軸でエリオット波動を考えること

fxの基本原則は 短期足 < 長期足 です。

この基本原則はエリオット波動でも当てはまります。

「エリオット波動のカウントの仕方が分からない」「エリオット波動使えない」と思っている方は相場をマルチタイムフレームで見ることが出来ていない可能性が高いです。

マルチタイムフレーム分析は複数の時間軸を分析することで、より優位性のある場所でエントリーすることができます。

長期で下降の流れなのに、短期で上昇の局面を狙っても優位性は低いです。

 

そのためエリオット波動でも長期と短期の流れが一致する場面でエントリーをします。

 

具体的には長期の下降3波と短期の下降3波が一致する場面で短期の時間軸にフィボナッチを引いて押し戻りを見極め、エントリー。

このようにトレードすることで、期待値が高く優位性のある場面でトレードができるので自然と勝率は上がります。

 

 マルチタイムフレーム分析で複数の時間軸でエリオット波動を考えること

 

 

 

マルチタイムフレーム分析に関しては、【FX】マルチタイムフレーム分析とは?「環境認識には必須です。」で解説しています。

相場を俯瞰して見ることができると、「エントリー直後に逆行」や「大きな流れに逆張り」などをすることを避けることが出来ます。

マルチタイムフレーム分析はfxで稼ぐために必須の知識ですので、「マルチタイムフレーム分析なんてしてないよ」という方はぜひご覧ください。

 

【FX】マルチタイムフレーム分析とは?「環境認識には必須です。」
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マルチタイムフレーム分析を使えば稼げる? こういった疑問をお持ちではないでしょうか。 この記事では、マルチタイムフレームを使った環境認識や具体的な取引方法を解説しています。 マルチタイムフレームをマスターしたい人必見です。

 

フィボナッチを使ってトレンドの押し戻りを見極めよう「正しいフィボナッチの使い方」

フィボナッチを使ってトレンドの押し戻りを見極めよう「正しいフィボナッチの使い方」

本当に効くフィボナッチの使い方「フィボナッチで押し戻りを測ろう」

 

先程フィボナッチの引き方を説明しましたが、「それで実際どうやって使うの?」と思いますよね。

フィボナッチはエリオット波動の第1波に引きますが、エリオット波動の第2波は1波に対しての38.2%、61.8%まで戻すことが多いです。

 

フィボナッチリトレースメントで38.2%, 61.8%の値が特に重要とされているのはこのためです。

 

エリオット波動で一番伸びる波(利益が出しやすい波)は第3波です。

ぼくたちはその3波を捉えるためにフィボナッチで押し戻りを見極めて、反発するであろう3波の起点部分でエントリーを狙います。

エントリー方法に関しては事前に指値を置いておいてもいいですし、より確実性を求めるのであればフィボナッチで反発するであろう値でのプライスアクションを見て反発が強ければエントリーするといいでしょう。

 

利確目標にフィボナッチを使う「利益の最大化を目指す」

 

fxで一番難しいのが「利確」の判断ですよね。

「せっかく含み益だったのに利益を欲張りすぎて利確できずに損切り。」

「まだ伸びるかもと思いながらも、今ある含み益が減るのが怖くてチキン利確。その後結局、利益方向に伸びてしまう。」

 

これらはfxをしていたら誰もが経験すること。

 

fxで大事なことは損小利大のトレードをすることです。

人間は頭では「損小利大のトレードをするべき」と分かっていても、どうしてもそれとは反対の行動(損大利小のトレード)をしてしまいます。

これは人間の脳の仕組み上、仕方のないことです。→「*プロスペクト理論」

*プロスペクト理論の説明
プロスペクト理論とは、人間は目の前に利益があるとその利益が手に入らないというリスクを最優先で回避してしまいますが、損失があるとその損失そのものを回避しようとしてしまうこと。

これを無くすために、ぼくたちは感情に左右されず機械的に淡々とトレードを繰り返す必要があります。

 

その手助けとなるのが、フィボナッチで利確目標を決めるということです。

 

フィボナッチを使って利確目標を決めることで「どこまで伸びるか分からない」→「ここまでだったら伸びる可能性が高い」ということが分かるので、利確目標を決めやすいです。

具体的には、エリオット波動の3波は1波の値幅分以上伸びるとされており、その性質を利用して利確目標は3波が1波の値幅分伸びたところとします。

もちろんそれ以上伸びることもありますが、そこはプライスアクションを見て判断するといいでしょう。

 

フィボナッチリトレースメントを使ったトレード手法ってどんなものがあるの?

フィボナッチリトレースメントを使ったトレード手法ってどんなものがあるの?

フィボナッチを使ったトレード手法

 

ここまで読んでくれた皆さんならもう分かると思いますが、フィボナッチを使ったエントリー手法は「エリオット波動第3波を狙う手法」です。

エリオット波動の第1波に対してフィボナッチリトレースメントを引き、38.2%,61.8%まで戻したところでエントリーします。

 

このとき、プライスアクションが強ければより優位性のあるエントリーとなり、トレンドが継続する可能性が高いです。

 

具体的には上昇トレンドの押し目の場合、フィボナッチの意識される値付近で下ヒゲがたくさん出たり、大陽線などが出るとそのまま3波に繋がりやすいです。

利確目標は1波の値幅分伸びたところ。

損切りは、1波の起点部分、もしくはもっと損切り幅を狭めたい場合は、フィボナッチの意識される値で反応したところに置いてあげるといいでしょう。

どちらにせよリスクリワードは良いので、この手法を続けていけば勝率があまり高くなくても合計で利益を残せるようになります。

 

勝率を上げるためにするべきこと「エリオット波動のカウントの練習」

 

勝率を上げるためにするべきことは、エリオット波動のカウントの練習です。

  エリオット波動のカウントの練習

フィボナッチは正しい場所(完成したエリオット波動の第1波)に引かなければ何の役にも立ちません。

そのためエリオット波動のカウントを間違えてしまったら、フィボナッチは全然機能しなくなります。

正しくエリオット波動のカウントが出来るようになるためにもエリオット波動のカウントの練習はたくさんしましょう。

 

【練習の仕方】

STEP1 : 過去のチャートに当てはめてエリオット波動をカウントする
STEP2 : 過去検証ツールで先が見えない状態でエリオット波動のカウントをする。
STEP3 : 実践でひたすら使う

練習の仕方に関しては、初めは過去のチャートに当てはめてエリオット波動のカウントをするといいでしょう。

まずはエリオット波動とはどういうものなのかを理解した上で、波ごとの特徴や癖を掴みます。

次に、過去検証ツールで自分のカウントが合っているのか、実際に機能する手法なのかを検証します。

 

実際の相場は先が見えない状態でエリオット波動をカウントしなければならないので、その練習を過去検証ツールで行います。

 

このときに利確と損切りを事前に決めて実際にエントリーして、使える手法なのかも検証しましょう。

自分が実際に稼げる手法だと確信していなければ、実際の相場で自信を持って自分のお金を使いトレードすることは出来ませんよね。

だからこそ過去検証は必要です。

 

fxで勝てるようになりたいと思うのであれば、今すぐ過去検証をやりましょう。

過去検証は無料のソフトで十分検証できます。

  PC版

・think trader :英語表記なので分かりにくいですが、操作を覚えてしまえば問題ないでしょう。少し使いづらさはありますが、PCで無料版の過去検証ができるのでPCで過去検証をしたいという方はインストールしましょう。

  スマホ版

・FXバックテスト【iphone】無料で十分すぎる機能。
・FXバックテスト【android】:スマホアプリなので画面は小さいですが、過去検証はできます。

最後に実践でとにかく試行錯誤しましょう。

自分のエリオット波動のカウントがどうしたらうまくなるのか、どういうときに自分は負けるのかを明らかにして、トライ&エラーを繰り返すのです。

 

「なんだよ結局めんどくさいことしなくちゃいけないのか。」と思ったあなたは一生稼げないでしょう。

 

fxにおいて「楽して稼ごう」という考えは持ってはいけません。

そのような考えではいつまで経っても稼げないです。

なぜならトレードするのはあなた自身だからです。

 

例え「同じ稼げる手法」があったとしても、”稼げる人”と”そうでない人”がいます。

前者はその手法をどうやったらより優位性のあるものにできるかを日々考えてトレードしていますが、後者は与えられたものだけを信じて満足し自分でよりいいものに変えようとはしません。

 

この違いがfxで”稼げる”か”そうでないか”です。

 

みなさんには前者のような人になって欲しいので、ぼくのブログでしっかりと学び(インプット)、それをみなさん自身でより優位性のあるもの(アウトプット)にして稼げるようになってくださいね。

 

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